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ファーストイーサネット・リダンダントリング機能(回復時間 < 300 ms)
工業用自動化アプリケーションにおいて、リダンダンシ(冗長度)は、システムの信頼性を保つために常に重要な課題です。MOXA EtherDeviceリダンダントスイッチEDS-508に使われるリダンダント・ネットワーク・プロトコルである“Turbo Ring” (ターボリング)は、Moxaが独自に開発した技術です。
Turbo Ringは、リダンダント・イーサネットネットワークの構築を簡単にします。その超高速リカバリ(回復)時間の実現により、ネットワークのセグメントが切断された場合でも、自動化システムは僅か300 ms以下で正常に復旧することが可能となりました。
分散アプリケーション用ターボリングカップリング
一部のシステムでは、システムに全てのデバイスを接続して大規模なリダンダントリングを構築すると不便な場合があります。これは、幾つかのデバイスがリモートサイトに分散されているからです。ターボリングの「リングカップリング」機能により、これらの分散されたデバイスを、他の小さなリダンダントリングとして分離できますが、その場合でも互いに通信することは可能です。
IGMPスヌーピングによるフィルタリング・マルチキャスト・トラフィック
IGMP(Internet Group Management Protocol)はAllen-Bladley Ethernet/IP、シーメンスProfitbus、FieldBus HSE(High Speed Ethenet)のようなフィールドバス・プロトコルをイーサネット上で使用しますので工業用ネットワークでは重要です。これら工業用イーサネットプロトコルは、過密なトラフィックによるネットワークを氾濫させるマルチキャストパケットのモデルであり、出版/購読者通信モデルに使用されています。IGMPスヌーピングは、マルチキャストのトラフィックをフィルタリングする機能があるためトラフィックを要求する最終の行先へのみ送信することにより、イーサネットLAN上のトラフィック量を削減させます。
VLANはネットワークプランを容易にします
VLANは、物理的な接続形態とは別にデバイスの仮想的なグループを設定するものでデバイスをネットワークのいかなる場所に設置しても、あたかも同じ物理的セグメントにあるかのように通信できます。VLANは従来のネットワーク設計による制限である物理的なコネクションによって制限されず、ネットワークを分割して使用できます。その他に自動化システムは、無認証のアクセスから保護を必要とするセンシティブなデバイスが組込まれているので、オーソライズされたユーザーだけがシステムにアクセスできるオーソライゼーションシステムのセットアップが非常に重要です。若し、デバイスが異なるVLANに属する場合、不法な侵入者やトラフィックに対するエクストラなセキュリティと保護を行うために、それぞれは、互いに通信ができません。IEEE802.1QとGVRPプロトコルはネットワーク全体に対して両立するVLANセッティングを維持するために相互に運用可能なパラメターを交換することができます。
QoSトラフィック優先機能
QoS(Quality of Service)は重要なデータを矛盾なく予測してデリバリーするトラフィック優先機能をもっています。EDS-508シリーズはネットワーク全体にわたる矛盾のない分類を行うためにIEEE802.1p/qレイヤー2 QoSタグ、レイヤー3 TOSインフォメーションをチェックします。EDS-508シリーズのQoS機能は工業用ネットワークのパフォーマンスとミッションクリティカルなアプリケーションを改善します。
レート制限は予想不能のネットワークステータスを予防します
特にデバイスが不具合になった場合、ネットワーク上のどんなシングルデバイスも制限のない帯域幅を与えてはなりません。良く知られた問題は間違ったトポロジーのセットアップあるいは、デバイスの故障により引き起こされるブロードキャスト・ストームです。EDS-508シリーズは、このブロードキャスト・ストームを防止するだけでなくユニキャスト/マルチキャスト/ブロードキャストパケット・レートの入力/出力を設定できます。この方法で管理者に予測できない不具合を予防するための制限した帯域幅の十分な制御ができます。
特定のMACアドレスだけがアクセスの認可ができるポートロック
EDS-508シリーズは、特定のポートにプロテクトされたスタティックのMACアドレスをアサインすることができます。ポートロック機能は、他のアドレスを学習することはできず、ただプリセットされたスタティックのMACアドレスからのトラフィックのみを受け付けるので、望ましくない侵入者および使用はすべてブロックされてしまいます。
オンラインモニタリングのミラーリング
大規模のネットワークは、しばしば期待したレベルの通信の実行が難しい場合があります。工業用通信のアプリケーションは、オフィス環境で使われるファイル転送スタイルよりも、コマンドレスポンス・スタイルが主に使われています。実際、コントロールエンジニアは最初に工業用イーサネットのセッティングを行う時にセカンドポートをデバイスとホスト間に係わるアクティビティのモニタリングを行うために使用します。EDS-508シリーズのミラーリングポート機能はシステムが期待された動作を保証するのに役立ちます。
イベントによる自動警報
ネットワークの末端に置かれた工業用イーサネットデバイスは、常に何らかの異常が起きていないかと、そのステータスを把握する必要があります。工業用スイッチは接続されているデバイスに異常があればシステムのメンテナンス担当者に対してリアルタイムに警報メッセージを出す必要があります。若し、コントロールエンジニアが長い時間にわたりコントロールから離れた間に異常が発生してもデバイスのステータスを直ちに知らせることができます。従来、ステータスを知るには定期的にポーリングをかけてバスのステータスを監視する方法を取っていましたが、あくまでもリアルタイムではなく効率がよくありませんでした。警報メッセージはイベントによりトリガーがかけられるべきです。この要求を満たすために工業用イーサネットスイッチは次の項目を必要とします。
 | e-mailによる警報 |
EDS-508シリーズは、異常が検知されると、リアルタイム警報メッセージとしてシステム管理者にe-mail警報メッセージを送出します。
| スイッチイベント | Port Events |
| コールドスタート | ウォームスタート | リンク ON |
| パワーOn/Off | 認証エラー | リンク Off |
| トポロジー変更 | コンフィグレーション変更 | トラフィックオーバーフロー |
 | リレー出力による警報 |
EDS-508シリーズは、フィールドエンジニアに対する異なる重要なイベントに必要な2つのリレー出力が装備されています。その結果、エンジニアは最優先メッセージに対して迅速に応答し、適切な緊急メンテナンス手順を取ることができます。
 | 重要なセンサーを統合するためのDI |
2つのDI(Digital Input)によりEDS-508シリーズは、センサーを自動警報メカニズムに統合することができるので、e-mail SNMPトラップまたはOPCによりIPネットワークに警報メッセージを送ることができます。
故障したデバイスの交換
IPアドレスを繰り返し設定する努力を削減するためにEDS-508シリーズは、DHCP/BootサーバーとRARPプロトコルが搭載されてイーサネット接続デバイスのIPアドレスを自動的にセットアップします。
ラインスワップ・ファーストリカバリ
一般の商用のイーサネットスイッチは、ネットワークに接続されたデバイスを交換する場合、現状回復するまでのリカバータイムが3〜5分を必要とします。しかし、工業用アプリケーションにおいては、リカバリータイムが3分も延々とかかることは到底受け入れられません。そしてその間、通信はオープンとなっています。それに対し、Moxaの特許であるラインスワップ・ファーストリカバリーは、応答時間が僅か1秒以内で実現が可能です。
ブラウザーベースの簡単なコンフィギュレーション
EDS-508シリーズは、Webブラウザ、TelnetコンソールまたはMoxaが供給するWindowsユーティリティによりネットワークを介して簡単にコンフィギュレーションが可能です。Moxaバッチコンフィギュレーションは、複数のEDS-508に対して同時に保存したり、コピーすることにも使用が可能です。
SNMP-OPCサーバーによるネットワーク管理
SNMP-OPCサーバーソフトウェアパッケージは、SNMPをOPCフォーマットに変換することができます。SNMPマネージメントインフォメーションを既存のOPCベースのSCADAパッケージに統合すると既存のビジュアリゼーションおよびコントロールアプリケーションに統合でき、イーサネット・ネットワーク管理アプリケーションを構築することができるようになります。
寸法 (単位 = mm)
Front View
| Rear View | Panel Mounting Kit |
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